新型コロナウイルス感染症が世界的に流行した辺りから、行政への不信感「政治家がやることが信じられない」という社会的空気感が色濃くなってきたように感じます。
「国のやることは国民を守ることではなく、何やら巨大な仕掛けがある」
「テレビや新聞やネットニュースの情報は制限されていて、真実は伝えられていない」
そう思う人は少なくないと思います。
私が決定的にそう感じたのは、
同じ職場の40代前半の女性が、ある日突然入院したためです。
彼女は夜中に呼吸苦となり救急車に運ばれ入院。原因は血液にできた「血栓」でした。
彼女は4回の新型コロナワクチンを接種していましたが、入院した際は新型コロナウイルスに感染もしておらず、これまで全くの健康体のはずでした。
心筋梗塞の可能性などあれこれ検査で1ヶ月余り入院した後に復帰。彼女は私に言いました。
「コロナワクチンのせいだ。初めてコロナワクチンを打った時、すごい心臓がドクドクしたのを覚えてるの。」
「主治医にコロナワクチンのせいじゃないかって聞いたら、『そんなことも言われてますけどね』って濁された。国のせいで私は一生血液がサラサラになる薬を飲み続けないといけないんだよ」
彼女は憤慨と落胆とが入り混じった口調で言いました。
新型コロナワクチンの危険性を聞いたことがある、知っているという人はいると思います。
新型コロナワクチンの副作用や後遺症の報告は様々あると言われていますが、最も有名なものは「血栓」で、循環器系の疾患にかかる人が増えているとのことです。(ワクチンによって生産されたスパイクと受容体であるACE2が結合して血管内皮細胞が障害されることによる。)
私は新型コロナワクチンの副作用の被害を受けた可能性がある人を身近にして、「言われていることは本当なんだ」と確信に近い気持ちを抱きました。
公にされていないけど、専門家が言われていることは他にもあります。
「新型コロナワクチンを未だに打ち続けようとしているのは日本だけだということ」(他の国はワクチンの危険性を知っている)
「新型コロナウイルスの後遺症ではなく、新型コロナワクチンの副反応で突如として健康を奪われてしまった人が多く存在すること」
それらに関する情報開示が成されていないということも、聞いたことがあるという人はいるでしょう。
「コロナワクチンの接種後に亡くなってしまった健康な若者がいること」
「コロナワクチンを打ったところで感染は収まらなかったこと」
そんな事実すら、隠すようにして検証もせず、因果関係はないと述べてうやむやにして空中分解するのを待っているような現実です。
例えば、1企業としてこのような問題が持ち上がった場合、情報の隠蔽などあり得ず、事実を徹底的に検証するのが普通でしょう。信頼を失っては経営が成り立たなくなり、携わる社員の未来に関わる一大事です。
小林製薬の紅麹の件をみればよくわかることで、
問題が浮上すれば対応を迫られ、対応が不十分であれば叩かれ、信用を回復させるために動くことが社会の常識だと思っています。
国がやること、政治家がやる仕事は企業で働く会社員とは違うから、社会の常識から逸脱していてもいい、ということなのでしょうか。信頼を失ったとしても日本と国民を動かしていける自信があるからでしょうか。
保険証を廃止し、多くの国民の意思をガン無視してほぼ強制的にスタートさせるマイナンバーカードでの保険証も、多くの問題を含んでいるのに、専門家の意見も聞かず、検証しようとせずに見切り発車しようとするのは、社会の常識から逸脱した常識外れのエライ人意識からなのでしょうか。
結局のところ、私たちはエライ人たちの犠牲者で、
新型コロナワクチンを日本国民に接種することで儲かったのは「ワクチンを作った外資系製薬企業」と、「外資系製薬企業を後押しした巨大組織」で、
日本のエライ人は巨大組織に従うしかなく、事実上私たち国民は「エライ人達の管理下」にあるのでしょう。
そんなことを考えていたら、
日本の痩せ賛美の社会も、つくられたもの、仕組まれたもの、管理されたものなのかもしれないと思ってきました。
痩せ賛美産業がはびこることで、大儲けできる人がいる、社会的に大きな利益を生むのではないでしょうか。
「痩せていることが美しい」は何十年も不変な圧倒的価値を保っています。
民間企業が取り組む痩せるサプリ、痩せる酵素、痩せるドリンクなど、痩せるのキャッチフレーズで儲けている企業はたくさんあります。
美しいの基準ではありませんが、医療現場でもBMI値25以上は肥満域という世界基準があり、健康のために痩せることを良しとして、体重を減らすようにとアドバイスされます。
医療現場でも痩せましょう痩せましょう
ネット広告でも痩せましょう痩せましょう
テレビでも痩せましょう痩せましょう
知らないうちに痩せることが良しというバイアスがかかっていると感じませんか?
「いや、事実太っていると健康に悪いから」「実際、痩せている方が綺麗だから」
けれども、その事実も実際も、どこかの誰かの利益のためにつくられたものかもしれません。
例えば、昔は高血圧の基準が今より緩いものでした。
1987年には旧厚生省が「収縮期血圧(最大血圧)180/拡張期血圧(最小血圧)100mmHg以上」を高血圧の基準としていましたが、
1990年には160/90mmHgに下がり、
現在は診察室での収縮期血圧(最大血圧)が「140mmHg以上」、または拡張期血圧(最小血圧)が「90mmHg以上」の場合を高血圧と診断します。
高血圧の基準値が下がれば、より多くの人が高血圧と診断されることになります。また、人口の約3割が65歳以上といわれる今の日本では、高血圧と診断される人が相当数該当することになります。
高血圧と診断されたら、お医者様は「塩分の摂りすぎに気を付けて」と言って高圧剤を処方するでしょう。
これによって多額の使用量が外資系製薬会社へと流れて大きな利益を得ています。
高血圧は良くない
高血圧は万病の元だ
高血圧はあらゆる生活習慣病の引き金となる
ここで「高血圧バイアス」がかかり、正常値にしようと毎日薬を飲み続けるようになります。
本当は、薬を飲み続けることの方が怖いのに。
最近では痩せ賛美の大きな被害の1つ、摂食障害患者がコロナ禍で増加したという現実を受け、厚生労働省は何らかの対策をとっているのでしょうか。
コロナ禍ではありませんが、既に海外では、2006年にウルグアイ出身のトップモデル、ルイゼイ・ラモス(Luisel Ramos)がファッションショーに出演後に気分不良を訴え、控室で摂食障害による低栄養で死亡したことを問題視して対策を講じています。
フランスでは2015年に痩せすぎモデルを禁止する法律が成立し、モデルに医師の健康証明書を要求することとして、「ファッション業界が摂食障害を助長している」との批判に対応しています。
海外ではモデルの労働環境改善へと動き、ストップ摂食障害への対策が始まっていますが、日本では未だ改善策や指針など示されていません。
もしかしたら、海外のこうした動きを汲んで独自で改善に取り組むブランドもあるかもしれませんが、国から業界全体へ圧力をかけるようなことはしていないのでしょう。
摂食障害で亡くなったトップモデルは先進国では氷山の一角に過ぎないということを問題視しない日本は、
痩せ賛美による大きな利益追求をまだまだやめないということなのでしょう。
「痩せていることが美しい」という私たちの認識も、何十年もの間しかけられた先進国の「戦略的・世界的バイアス」なのだと感じてきます。
人間離れした宇宙的スタイルでランウェイを歩くトップモデルは、ブランドの価値や個性を引き上げてくれるでしょう。
普通基準ではないことに価値がある業界にとって、普通では需要はなく美しくもないのです。
この認識と同じことが何十年もの間、服飾・モデル業界の外でも起こっていると考えられます。
普通では美しくない
より痩せていなければ美しくない
服飾・モデル業界のみならず、芸能、マスコミ、美容関係も痩せている価値を助長し、更にそれをあおるように、痩せるサプリや酵素が販売され、医療機関では痩せることを勧めてくる。
それが延々と続くのは、社会的に大きな利益が生まれるからでしょう。
日本社会全体が痩せ賛美産業の後援者となっている構図なのかもしれません。
人間には尊厳があります。
尊厳とは(goo辞典より)
『とうとくおごそかなこと。気高く犯しがたいこと。また、そのさま。』
摂食障害で亡くなったトップモデルに、人間としての尊厳はあったのでしょうか。
新型コロナウイルスワクチン接種が続く限りこれから益々健康被害が増えていくと言われ、それを知らんぷりしていられては、私たちの尊厳は失われてしまいます。
行き過ぎた環境や利益追求は、大きな利益と引き換えに大きな損失や犠牲や被害を生む可能性があることは理解できます。
しかし、それを承知の上で歩みを止めず、放置することに言葉を失います。
長くなってしまいました。今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。