摂食障害後遺症の改善!〜首コリ肩コリと便秘対策〜

私は首コリと肩コリが酷いです。

 

誰か私の身体と入れ替わったとしたら、この重苦しい首と肩に驚くと思います。

 

記憶を辿ってみると、このコリは13年くらい前から続いていると思います。

 

ゴリゴリ鳴ります。微妙に痛いです。

職場で毎朝ラジオ体操をしますが、肩周りを動かすたびにゴリゴリ鳴るので「今日も凄いね」と言われます。

後ろを振り向く時や首を曲げると、頻繁にゴリッと鳴ります。

 

もう慣れてしまいましたが、意識してみると、筋が伸びきれずに引っ張られるような感じ、かろうじて伸びても筋がほぐれきっていないという感覚があります。

 

もちろん、ゴリゴリを治したいとあれこれと試しました。

ストレッチしたり、マッサージしてみたり、トリガーポイントのローラーを購入してコロコロしてみたり、整体に通ってみたり、鍼灸にも結構長く通ってみました。

けれども、全くもって変わりませんでした。

 

コリ13年の後半にもなると諦めに入り、慢性化しきったコリとともに不快感を持ちながら生きるようになりましたが、

 

このコリの改善に再びチャレンジしようと、ここ最近取り組み始めました。

金銭面に余裕なんてないので自己流です。

 

コリって「老廃物の蓄積が原因で収縮した筋肉」なんだそうです。

 

血流が滞って老廃物が溜まった状態を解決すべく、血流を促すように手で凝った部分をほぐしたり、マッサージしています。トリガーポイントのローラーも再び出番となりました。

 

取り組んでまだ3週間ほどしか経っていないのですが、13年間手応えのなかったコリが少しずつ軽減している実感があるのです。

 

自分の勝手な考察なのですが、

この首と肩のコリは「過食嘔吐が原因」のような気がしています。

要は「摂食障害の後遺症」です。

 

嘔吐って凄く疲労します。

ノロウイルス感染やお腹の風邪などで、おえってやる時に力んで疲れた経験がある人も多いと思います。

嘔吐する際の力みは、首や肩周りの筋肉をとても緊張させます。

 

上から下に流れる自然のしくみに逆行し、下から上へと押し上げるには、どうしたって負荷がかかりエネルギーを消耗します。

 

私は嘔吐がヘタだったので、過食したものをある程度まで吐き出すのに、何度嘔吐を繰り返したのか分からないほどでした。20回近く繰り返していたかもしれません。

 

週に2回過食したとして嘔吐が40回程度。

ひと月にすると160回程度。

 

それが17年間以上続けば、そりゃあ肩もゴリゴリに凝り固まってるわけだなと思います。お金を払って整体に行っても、鍼灸に通っても治らなかったのは当たり前でした。

 

筋肉の緊張を解消させ、老廃物が蓄積してゴリゴリに収縮した筋肉をほぐせるように血流を促さない限り、首コリ肩コリは治せない

 

つまり、

過食嘔吐を治さない限り、首コリ肩コリも治らない」という当たり前の結論でした。

 

過食を辞めて数年経ち、嘔吐することがなくなり、今は肩をむやみに緊張させることもなくなりました。

 

昨年は白湯生活に切り替えて(今も継続中)、

度重なる過食でダメージを受けた食道と胃が修復してきた実感があります。

(食道や胃が痛むと、放散痛として背中が痛んだりコリを感じたりします。)

 

過去13年間何をしても効果が出なかったことが、今様々な条件が整ってきて、ちょっとずつだけど、良い方に傾いてきた感があるので、

今再びコリ改善に取り組む「良いタイミング」なのでしょうね。

何にでもタイミングがありますね。

 

効果がなく挑みっぱなしだった13年間、ひたすら時間とお金を注いできた13年間が全くもって無駄に感じてしまいますが、

 

寄り道ばかりというか、寄り道から戻る本道が未だに分からない自分の人生の縮小版だと思えば、この13年間も納得できることだななんて思っています。

 

今回のコリ解消はだいぶ手応えを感じているので、

 

「老廃物を溜めない」とか「血行促進」とか「血流を促す」とか、何ていうんでしょう

 

「昔から言われているような基本的な身体に良いこと」って、改めて大切だなと感じています。

 

最近、唾液の分泌を促すため早食いを改め、よく噛んで食べるようにしています。

 

「よく噛んで食べなさい」とも、昔からよく言われることですよね。

 

よく噛んで食べたいと思っていても、どうしても慌ただしく食べてしまう自分がいました。だって現代人って時間に追われるじゃないですか。

 

けれども意識を変えました。

年齢とともに減少する唾液の分泌を促すため、顎周りを鍛えるために、現代人の時間よりよく噛んで食べることを優先して、ようやく実践できました。

 

効果はすぐに現れました。

以前から便秘体質ではありませんが、よく噛むことを実行してからかなりスムーズに便が出るようになりました。

 

便秘の改善のためにと、食物繊維を取って運動もしているのになぜ出ないの?と悩んでいる人がいたら、「よく噛んで食べること」を実行してみてください。効果が出るかもしれません。

 

摂食障害で下剤の乱用で便秘体質になった方も、試されると良いかもしれません。

もちろん、便のもととなるような食事をしっかり摂っていることが前提です。

「しっかり食べる」も基本的なことですよね。

 

唾液は消化酵素なので、よく噛んで唾液を出すことによって食べ物の消化を促進する働きがあります。口の中である程度消化されれば、胃での消化に負担がかかりません。

 

口の中から肛門まで、消化管は一本の管なので、口の中で良く消化酵素を分泌させ、消化の準備運動をさせると、消化管全体の蠕動運動を促進させる効果もあるんじゃないかなと思っています。

 

よく噛んで食べるという基本的なことを置き去りにしてると、いくら野菜をもりもり食べても便秘解消に繋がらないと思いますね。

 

健康改善へと取り組む際に、効果が出ないなと感じる時には、基本的なことを見落としていないか見直すことは必要だなと感じている今日この頃です。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。