2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ギャンブル依存症と過食症という依存症

大谷翔平選手の元専属通訳の水原一平さんが「自分はギャンブル依存症だ」とカミングアウトした件についてです。 様々な疑惑や騒動は置いておいて 水原一平さんとは住む世界が全く異なる接点のない自分ではありますが、 「過食症という依存症」だった自分と、…

拒食症の方の社会復帰を考える

一切の食べ物を食べない(食べられない) もしくは 特定の食べ物しか食べない(食べられない) それが拒食症です。 入院レベルで血色の悪い飢餓状態の拒食症の方でない限り、その痩せ細った痛々しい身体でも堂々と社会に入り込んでいることが多いかもしれま…

過食症の方の社会復帰を考える

私は高校2年生の時に拒食症になりました。 ダイエットから生理がなくなり、黄疸が出るほど肝機能が悪くなっても、痩せようとすることをやめられませんでした。 何度かブログでも書いていますが、拒食症にある時は、痩せるという自分の思いに矛盾なく真っ直ぐ…

過食症はコントロールできない。気が付くための苦しみだから。

このブログを読んでくれている方で、「自分をコントロールできず苦しい」と思った経験がある方はどのくらいいるのでしょう。 私は10代半ば頃から40代前半まで拒食症と過食症で、そのうち過食症であった長い期間、自分をコントロールできないという思いを抱き…

痩せている体型至上主義は変えられない。だから、「私が変わる」。

私は摂食障害の専門家ではなく、底辺でウロウロしている管理栄養士なのですが、 ただ過去20年間摂食障害だったという願いもしなかった貴重な経験から、 多分こうなんだろう、きっとこういうことなんだろうということを書いています。 この20年間で社会がアナ…

摂食障害というモラトリアム~予防策は得策ではないと思っています~

sayosalada.hatenablog.com 続きです。 ブログにも何度も書いていますが、 私は20年以上およそ人生の半分ほど摂食障害でした。 私は壮年期真っ只中までモラトリアムを体現していたということで間違いないと思っています。 最終的には、私の身体が悲鳴を上げ…

摂食障害というモラトリアム

「自分は何がしたいんだろう」 「自分はどんな人間なんだろう」 主には青年期において、 誰もがそんな「モラトリアム」的な課題に直面し悩んだことがあると思います。 でもこんなモラトリアム的な時期、 青年期ではなくても、壮年期においてもあるんじゃない…