知識と経験からなる美意識

 

人が食べられる限界量はどのくらいなんでしょうね。

 

大食いタレントさんとか尋常じゃないくらい食べるので

吐いていないとしたら、

特異体質だとしても、

あんなに詰め込んで、本当に身体は大丈夫かなと思ってしまいます。

 

 

私は毎回、過食を始めて1時間ほどで

お腹がパンパンになり食べられなくなりました。

 

なので、「1時間ほどで食べられる範囲が限界量」

だと感じていました。

 

血糖値の上昇は食後1時間ほどで、およそピークとなります。

 

血糖値の上昇は十分食べたよと、お腹いっぱいのサインなので、

この血糖値のピークと食べられる限界量は一致していて納得でした。

 

 

 

今は、分からないことは何でも手元で調べられます。

知識の部分は身に付けることを求めなければ、

スマホひとつでたいていのことは調べられます。

 

知識の価値は、昔より随分低下していますよね。

 

知識が身に付いていない人でも、

さも勉強したかのように、

理解があるかのようにペラペラ述べることができます。

 

そんな今の社会で、

何が有力になるのかというと「経験」になると思うのです。

 

人生の半分以上を摂食障害と共に生きて、

命を削ってきた経験があるからこそ、得ることができた健康観、

管理栄養士として身に付けた食や栄養の知識と経験。

 

専門家でも

専門としてる分野の経験がない人と

専門としてる分野の経験がある人とでは

 

全く視点が異なるように

 

私の知識と経験から導き出す

生命や健康や食へのこだわりは

その経験が独特なものだけに

 

その視点もまた独特なのだという気がしています。

 

けれども、

どっかから拾ってきたことを、

自分が経験したかのように分かっているかのようにペラペラ述べる

上っ面だけ立派に飾り立てるようなことは

 

私のこだわりと美意識に反するので

 

絶対にしません。

 

 

私は

流行りのダイエットや

身体にいいよと言われる食材に飛びつくわけじゃないので

健康オタクやダイエッターとはちょっと違う

 

独自の食へのこだわりがある人間なので、

万人受けはしないでしょう。

 

胡散臭いものがたくさんあるように感じるから

 

美しいものを見つけたくなるし

綺麗なものを求めたくなります。

 

いつも、自分のこだわりと美意識に反さないことを語っていきたいし、

そんな生き方をしていけたらと思っています。